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応援メッセージ

Nao Marima Takada / 屋久島エコツアーガイド

『屋久島シドッティ記念館』の完成、楽しみです。

1708年、イタリア人宣教師の神父シドッティが、屋久島に上陸しました。
どの様な決意を胸に、遠方の日本までやって来たのでしょう...
彼のことを、出来る限り多くの人達に知って頂きたいです。
『シドッティ記念館』の完成、楽しみにしています。
応援しています。

Nao Marima Takada / 屋久島エコツアーガイド

寺田仁志 / 文化庁文化財2課天然記念物��部門

“屋久島シドッティ記念館”は人類をつなぐ

屋久島シドッティ記念館の建設予定地は太平洋を望む段丘上にある。シドッティが揺れる船から見た聖母マリア象に似るという耳岳、モッチョム岳、割石岳等の岩肌や緑深い前岳がさらに立ちはだかるように見える。周辺に接続する海岸部には、潮騒が聞ける落ち着ける異空間の森林公園がある。そこは険しい段丘崖になっていて、数千万年前に堆積したダイナミックな岩盤の上に太平洋から吹き上げる海風で乾燥し、貧栄養な環境で発達するウバメガシの森がある。シドッティはこのウバメガシ林を意気揚々日本での活動を念じつつ、慣れぬ羽織はかま姿で暗闇の中、急崖を上ったのであろう。そしてシドッティが上陸後初めて出会ったのは炭にする薪をとりにきた誠実な村人だった。
 今回建設が計画されている記念館で日本の近代化の礎になった歴史とシドッティの強靭崇高な精神を感じてもらえば幸いである。多様な考えを持った世界の人々に来ていただくことで、屋久島の自然、屋久島の自然の影響を受けた人々との交流を期待したい。
屋久島を故郷に持つひとりとして。

寺田仁志 / 文化庁文化財2課天然記念物部門

小山誠也 / 歩く無職

屋久島だからこそ

シドッティ神父の人柄や行動力に加え、彼を受け容れた屋久島の村民に魅力を感じます。
言葉が通じず話し合いができなくても、その最初の一歩に神父は希望を持てたでしょう。
屋久島に記念館を作ること、応援しています。

小山誠也 / 歩く無職

中島拓也 / 茶室 不二庵/ 中島タタミ店

シドッティの熱が伝わるのはまさに屋久島のこの場です

私は屋久島で畳屋を生業とする一方で小さな茶室を運営しています。
毎週一度、国内外を問わず、小学生からお年寄りまで、ちょっと茶道を体験してみたい方がやってくる茶室です。
茶道と言えば「日本文化」と思われがちですが、深く学ぶほどに実感するのは、茶道がいかに海外の文化に影響を受けて出来上がったものかという事です。インドやシルクロード、あるいはキリシタン大名という言葉は分かりやすい例の一つです。しかしながらいつもそこには土着の人々、つまりその場で知恵や美しさ、熱量や雰囲気に感動した人がいて初めて、今に伝わる形となっているという事です。

茶道の歴史の話もまた、語りだけでは伝わりにくいものです。やはり茶室という場があって、五感を使って感じながら感動し、染み入るという事が理想的です。

シドッティが強い思いと祈りと共に長い航海の中で屋久島にたどり着き、屋久島の人々に迎えられた際の、場の空気感と感動は、質量の無い記録だけではもったいない。やはりシドッティが安堵とともに眺めたであろう小島の海を臨むこの場にこそ、屋久島の土着の人々の貴重な瞬間を語るシドッティ記念館があって欲しいと私は思います。

中島拓也 / 茶室 不二庵/ 中島タタミ店

渡辺博之 / 屋久島町議会議員

期待しています

島の歴史の大きな掘り起こしに繋がるプロジェクトです。期待しています。

渡辺博之 / 屋久島町議会議員

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