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応援メッセージ

増澤 邦男 / 農業

シドッティ記念館の設立に期待します

 2018年11月23日屋久島シドッティ上陸記念祭のツアーに参加し上陸記念祭そのもの及び屋久島カトリック教会でのミサ、近くの公民館のような所で行われたキリシタン屋敷で発掘された人骨が鑑定の結果300年前のシドッティ神父そのものであることの発表講演を聴き、古居さんから署名入りの密行をいただいてきてシドッティ神父の生き方に大変感動しました。記念館ができれば本当に嬉しく思います。できれば訪ねたいと思います。

増澤 邦男 / 農業

M.Y / 主婦

記念館の設立、お祈りしています。

 昨年11月にはシドッティ神父様の足跡を訪ね、巡礼の旅に屋久島に行き、みなさまと交流させていただきありがとうございました。貴重なお話も聞かせていただき、大変嬉しかったです。また、いつか屋久島をたずねることができたら幸いです。屋久島シドッティ記念館が設立されますこと、心からお祈りしております。

M.Y / 主婦

アン / 米国在住の友人

素晴らしい場所の素晴らしい物語

 古居智子は、この驚くべき歴史とシドッティ神父そして屋久島の物語に世界の宝として新たな命を吹き込み、蘇らせました。彼女の研究および執筆は素晴らしいです。この記念館は、幸運にも屋久島を訪れ、あるいは故郷と呼ぶ将来の世代のための物語として生き続けることは間違いがないでしょう。

アン / 米国在住の友人

半谷 吾郎

シドッティ上陸地は、屋久島に来る人にぜひ訪れてほしい場所です。

シドッティ上陸地の断崖絶壁に立って、彼がここを上ってきたのかと思うと、その信念の強さに、胸に迫るものがあります。屋久島にやって来る人たちに、ぜひ勧めたい場所です。

半谷 吾郎

小西 祐伸 / 植物技術研究所

自然だけではない屋久島

西洋紀聞、ジョバンニ・シドッティとの対話を新井白石が記録した書物で日本史の教科書にも載る。
そのシドッティが初めて日本の地を踏みしてたのが屋久島である。
屋久島は古来より海の要衝であり、古くよりあの鑑真和上や遣唐使の吉備真備も屋久島に立ち寄っている。
しかし海路は極めて困難であり、鑑真は幾多の失敗の後失明したことは有名である。
時代が下った江戸時代でもその旅路は現代に生きる我々の想像に遠く及ばない。
シドッティが日本に与えた影響もさることながら、この挑戦的航海のゴールとして、私はここ屋久島に記念の館を建てる意義に賛同したい。
訪れた人々にきっと勇気を与えることと信じている。

小西 祐伸 / 植物技術研究所

CAROLINA CAPASSO / 京都市立芸術大学教員

現代に続くシドティの日本史上の遺産

ジョヴァンニ・バッティスタ・シドティは宝永5年(1708)、キリスト教再布教のため日本に潜入し、翌年江戸の切支丹屋敷で、儒学者新井白石による取り調べを受けました。彼の名は、白石が尋問の様子を記した『西洋紀聞』によって伝えられています。シドティは白石に、地理学的、歴史的な情報を提供しましたが、それらの情報は、鎖国政策の下で外部との交流が制限されていたため、他の方法では得ることのできない貴重なものだったのです。
白石はキリスト教について批判的でしたが、さすがに当時最高の知識人でしたから、先入観に曇らされた単なる拒絶ではなく、対話と情報交換を通じた考察と反論に基づいていて、そこにはシドティの知識と知性に対する敬意さえ見受けられます。
2014年、東京での発掘調査によって、シドティの遺骨が発見され、国際的に注目が集まりました。そしてその時まであまり名の知られていなかった生国イタリアでも関連書籍が出版され、カトリック教会内でシドティを福者にする動きも進められています。国境を越えたグローバルヒストリーが呼ばれる時今、様々な文化の継ぎ目に位置しているシドティは、ますます注目を集めていくことでしょう。

CAROLINA CAPASSO / 京都市立芸術大学教員

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