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自然だけではない屋久島
西洋紀聞、ジョバンニ・シドッティとの対話を新井白石が記録した書物で日本史の教科書にも載る。
そのシドッティが初めて日本の地を踏みしてたのが屋久島である。
屋久島は古来より海の要衝であり、古くよりあの鑑真和上や遣唐使の吉備真備も屋久島に立ち寄っている。
しかし海路は極めて困難であり、鑑真は幾多の失敗の後失明したことは有名である。
時代が下った江戸時代でもその旅路は現代に生きる我々の想像に遠く及ばない。
シドッティが日本に与えた影響もさることながら、この挑戦的航海のゴールとして、私はここ屋久島に記念の館を建てる意義に賛同したい。
訪れた人々にきっと勇気を与えることと信じている。
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