2024年12月25日
2024年12月21日
2024年12月18日
2024年11月23日
ご参加ありがとうございました
ローマからはるばるやってきたシチリア生まれの男は、屋久島の南岸に忽然と姿を現しました。 松林のなかでその男に遭遇した村人は、一杯の水を差し出し、自宅に招きました。今から300余年前に起こった歴史の一幕です。
江戸で男を尋問した儒学者新井白石は『西洋紀聞』を書き、日本人に国際的な視野を与え、日本の鎖国政策に大きな影響を与えました。
そして、2014年、没後ちょうど300年を経た夏に男の遺骨が偶然に発掘され、世界を驚かすニュースとなりました。
「屋久島シドッティ記念館」を設立し、歴史と自然と人をつなぐ場所を育てたいと思います。
みなさまのご支援、ご協力をよろしくお願いします。
屋久島には世界自然遺産だけでなく、日本の歴史に影響を与えた人の足跡がありました。その人のことを考える場所を創りたいと思います。
シドッティと藤兵衞。神父と村人の一期一会の触れ合いがひとつの物語に。出会いは偶然ではなく、必然だったのかもしれません。
過去からつながり、次世代に託す遺産として、未来へと続く空間の創造をめざしていきます。
屋久島の地にあなたの居場所をご一緒につくりませんか?あなたの想いを建物に込めていただけると嬉しいです。
故コンタリーニ神父と親交のあった屋久島恋泊在住の作家古居智子は、神父の遺志を引き継ぐ思いでシドッティ神父の生涯を地元季刊誌「生命の島」に連載した後に、本(『密行 最後の伴天連シドッティ』)に仕上げて2010年に出版(新人物往来社)。遺骨発見後の2018年には増補版(敬文舎)を出すとともに、イタリア語版、フランス語版も出版し、シチリア島パレルモ、ローマ、ミラノなどイタリア各都市で出版記念講演をして大きな反響を得た。
フランス語版
日本語増補版