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作 品

演劇「シドッティ上陸物語」

 闘病中のコンタリーニ神父をなぐさめるために、小島区、平内区の子供たちを含む住民有志が急きょ結成した劇団「島いとこ」の演劇「シドッティ上陸物語」。15分ほどの寸劇だが、シドッティと村人との心温まる交流の様子が表現されている。区長、地元小中学校の教員、電器店経営者、農業従事者、ガイド、建築家など多くの地元住民が毎夕、小島区公民館で練習を重ね、1998年2月安房総合センターでの屋久町生涯学習大会の舞台で発表された。脚本・監督は作家の古居智子。

「密行 最後の伴天連シドッティ」

密行

日本語増補版

 故コンタリーニ神父と親交のあった屋久島恋泊在住の作家古居智子は、神父の遺志を引き継ぐ思いでシドッティ神父の生涯を地元季刊誌「生命の島」に連載した後に、本(『密行 最後の伴天連シドッティ』)に仕上げて2010年に出版(新人物往来社)。遺骨発見後の2018年には増補版(敬文舎)を出すとともに、イタリア語版、フランス語版も出版し、シチリア島パレルモ、ローマ、ミラノなどイタリア各都市で出版記念講演をして大きな反響を得た。

密行イタリア語
密行フランス語

イタリア語版(左)フランス語版(右)

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