2022年11 月23日
第37回目になる「屋久島シドッティ神父上陸記念祭」が開催され、朝10時から小島公民館で展示の準備をしました。記念館の建築模型とともに、『西洋紀聞』『采覧異言』の初版本、そしてシドッティの乗せた船の船長が記した『航海日誌』の写真印刷版を展示。さらには、さまざまなパネルや動画も用意しました。
上陸記念碑の前での式典の後、午後4時から展示品が並んだ公民館で古居智子が講演を行いました。遠くはシドッティ神父の生まれ故郷シチリアをはじめ東京、福岡から、また近くは屋久島の地元の人々と、60名ほどの方々が集まってくださいました。
東京フランシスコ修道会の続橋神父が手作りのジオラマ風『江戸切支丹屋敷』を紹介しながら、技術大国日本の礎はシドッティから始まったという話に言及されました。
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